無担保型Stablecoinのfragmentsが一番優れている?

仮想通貨全般

自分の中で今一番熱いfragments。ただ熱いだけでまだあまりよくわかってないので調べた内容を少しだけまとめました。

* ページ内の図や表はfragmentsのページやwhitepaperを拝借しています

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fragmentsとは?

コンセプトは”インフレに対抗するお金”だそうで、インフレが発生しても影響受けないようにする価格システムがあります。

このシステムは、需要に応じインフレしたりデフレして、直接所有者に比例して分配されます。
これにより、ユーザーの残高がネットワークの時価総額に比例して増加することを可能にすることにより、残高が希釈されるのを防止し、保有者を調整します。

例えば、Bitcoinのようなモデルは
1BTCを1$で購入して、将来的に1BTCが需要によっては6,200$のような価値を持つようになるかもしれません。
一方、fragmentsのモデルは
1Fragmentsを1$で購入して、将来的に上記BTCのように需要が増大しても
6,200fragmentsが6,200$のように1:1の価値バランスを崩さないようにするモデルです。

最初は、現在の世界の基軸通貨であるUSDに価値ターゲットを設定しているようです。
(もう少しで基軸通貨変わりそうな気はしますが)
ただ、今後は購入される商品やバスケットの購買力をターゲットにできるよう進化していくそうで、本来のお金の動きになりそうです。

供給量は現在中央銀行や政府に制御されていますが、現在日本でも世界でもまったくうまくいっていないので、誰にとっても公平なシステムで制御される世の中になるのは本当に良い世界だと思いました。

fragmentsと他のFiatやGoldを含めた比較

これが面白いんですよねぇ。

上記whitepaperに記載があるんですが
「D Analysis of Other Monies」
という章で記載されている(他の章でも記載はありますが)
Ideal Money framework (理想的なお金のフレームワーク)
としてどの通貨が優れているか評価づけしてるんですが、Fiatや金とも比較していて興味深いです。

ここではどの通貨をどのように評価しているかを記載します。

ちなみに評価項目は以下5つです。

– Unit of accounts (価値表示尺度)
– Store of value (価値保蔵手段)
– Medium of Exchange (交換機能)
– Globally Scalable (スケーラビリティ)
– Government Independent (独立性)

Bitcoin

7点満点中5点。

Unit of accountsと、Store of valueが0ですがこの理由は
みなさんもご存知の通り、volatilityが激しく、価値の評価や保存には短期的に扱いづらいという評価です。
長期的にはゴールドみたいな扱いになるといってますね。

Ethereum

7点満点中4点。

短期的にはBitcoinと同じ評価でvolatilityが激しくあまり有用性はないですが、長期的には供給量がまだきまっていないのでなんともいえないそうです。

Tether

7点満点中3点。

完全にUSDと担保されているTetherですが、短期的には価値保存等Fiatに連動している強みとしてよいですが、長期的にはどうなるかわからないUSDに依存してしまうんですよね。
また、中央集権的な所がかなり強くスケーラブルでもないと。

Maker Dai

7点満点中4点。

今までで最も成功しているstablecoinで、多大な影響を与えていますが、自分はよくはわかっていませんが拡張するのに非常にお金がかかるのと、持続不可能な暗号通貨を担保にとってるのでそれがいけてない、といってますね。

Basis

無担保型stablecoinとして自分の情報源の周りでは有名なBasis。

7点満点中5点。

新しく発行されるすべてのコインは特権クラスのステークホルダーに配分されるようで、その特権クラスのステークホルダーに依存するから長期的にはあまりよくないと、記載がありました。
この辺りはBasisの仕組みがよくわかっていないので、ふーん、という感じですね。
本当かどうかまだよくわかっていない感じです。

Havven

7点満点中4.5点。
USDとpegするstablecoinです。

ユーザーにインセンティブを与える際に手数料を取るので、交換機能としてややよくないと。
また、USD担保なので長期的にはどうなるかわからない、との見解みたいです。

こちら日本語の紹介記事がありました。

Carbon

7点満点中5点。
こちらも無担保型に分類されるCarbon。

Carbonでコントラクトが必要な場合、ユーザーはオークションでクレジットを購入することによってトークンをburnすることができるようです。
新しく発行された硬貨は、クレジット・ホルダーに発行され、stablecoinホルダーの長期価値保存としては不適当です。

上記ページからの引用ですが以下のような説明があります。

供給量を増やして価格に下落圧力をかけたいとき、「クレジットトークン」を持っているユーザーに、新規発行分をエアドロップします。この点は供給増加のインセンティブが弱い仮想通貨担保型と違い、確実です。
一方で供給を減らすにはどうするかというと、この「クレジットトークン」をStableCoin建てで販売するわけですね。ユーザーはクレジットトークンを購入します。ここで、対価として受け取ったStableCoinは、バーン(焼却処分と考えればよい)されます。つまり供給量が減ります。

Fiat(法定通貨)

7点満点中4点。

中央集権的になってしまっており、長期的な用途は難しいと。今うまくいってないですもんね、金融システム。

Gold

7点満点中5点。

長期的には間違いなく強い・・・と。
歴史的にも広く交換媒体と使われている、という所でしょうか。

μFragments

最後に、fragmentsですが7点満点中7点。
*自分たちで評価しているので当たり前といっちゃぁ当たり前ですが、、、

短期的にも長期的にも、需要に応じた価値を供給量を調整するため有用だとしています。
また、ゲーム理論を適用して無担保、ERC20に準拠することでスケーラブルで政府依存しない、かつ、購買量が生産量にリンクするから最高だと記載されてます。
自画自賛にもほどがあるが、本当にそこまでやってほしい。あとは普及するかなんですよねぇ。

まとめ

生産力や購買力の適切な指標ができて、それに応じてお金の供給量をシステムで提供する金融システムは全部応援したいと思います。
こういった金融システムができれば、世の中の不公平感がかなり改善されると考えており、早くそのような世の中がこないかと、日に日に思いが強くなってきます。

やっぱりStablecoin面白いわぁ。

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