BitcoinのConfirmation(承認)を理解する

Bitcoin(ビットコイン)

Bitcoinはよく送金が遅いと言われる事がありますが、それはConfirmation(承認)の仕組みとブロック生成時間が影響しています。
今回はBitcoinのConfirmation(承認)について理解します。

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Confirmation(承認)とは?

Bitcoinのブロックチェーンにおける「承認(confirm)」は、ある取引がブロックチェーンのブロックに追加されると、取引の承認を意味します。
ブロックチェーンにブロックが乗る事で正式な取引だと証明されるわけですね。

ただ、世界中にBitcoinが動いているサーバーがあり、ブロックが正式に全サーバーに浸透するまでには時間がかかります。
まだ全サーバーに浸透していない場合、ブロックが追加されたといっても全体で認識されていない不完全な状態です。この時不正なブロックを作成して不正なブロックチェーンを作れます。このような事を防ぐために、取引をしたブロックの後に「いくつ」かブロックが新たに追加して「承認(confirm)」の回数を増やしていき、ブロックの改ざんが難しくなったところで取引をOKにするという仕組みをBitcoinは推奨しています。

この「いくつ」ブロックが追加されたかが重要になってきますが、一般的に6ブロック以上連なったら「承認(confirm)」としているBitcoinクライアントが多いようです。取引後に6回ブロックがつながれば改ざんも難しいだろう、というところでしょうか。

取引後に6回ブロックがつながれば、Confirmation(承認)数は6という意味です。

Confirmation(承認)の例

具体的な例で、Confirmation(承認)数を確認してみます。

Aブロック => Bブロック => Cブロック

というブロックチェーンがあったとすると、各ブロックのConfirmation数を見てみると

* Aブロックの中に含まれているトランザクション(取引) の Confirmation数は「3」
* Bブロックの中に含まれているトランザクション(取引) の Confirmation数は「2」
* Cブロックの中に含まれているトランザクション(取引) の Confirmation数は「1」

のようになります。

Bitcoinの送金承認時間

Bitcoinは1ブロック10分で生成されるようプログラムで調整されています。このため6Confirmation(承認)だと、取引が完了するのには 6 * 10 = 60分かかる事になります。
これが、Bitcoinの送金が遅くなる仕組みです。

Confirmation(承認)数は実は自由に決めれる

Bitcoinを受け取り、そのBitcoinと引き換えに商品を渡す側(例えば取引所)がどの程度の Confirmation にするかは実は自由なんです。
このため0 Confirmationで決済完了とみなして、商品を渡す事も可能ではあります。
ただ、そのトランザクション(決済)が破棄されると(ようはそのブロックチェーンの分岐がなくなってしまう)Bitcoinが商品を渡す側のウォレットに反映されないため、商品の渡し損になる可能性が高くなるんです。

このため、Confirmation数はある程度多くしなければならず、Bitcoinは6以上を進めているようです。

オフチェーンでの取引

ブロックチェーンを介さないで、当事者同士で決済を行うなどをするオフチェーンの仕組みもあります。
これは、決済を取り持つ運営側で、取引を別のシステムを使って取引を完了してしまい、あとでまとめて取引内容をブロックチェーンにのっけるというものです。
こうすれば、送金などの時間を待たずにすぐに商品や送金のやりとりができます。

ただ、これだと運営側に依存してしまうため、好みが分かれるところではあります。誰にも依存せず取引ができる仕組みがあるのが一番良いですよね。

そのための仕組みとして、Bitcoinはライトニングネットワークという当事者同士で取引できる仕組みを導入しようとしてます。こちらの導入がされるとますますBitcoinが便利になりそうです。

まとめ

Confirmation(承認)の仕組みはP2Pで共有するブロックチェーンでは外せない概念です。現在はBitcoinの送金に時間がかかっていますが、オフチェーンの仕組みもしばらくすれば導入されると思います。そうなるとConfirmation(承認)の概念もまた変わったものになるか、今よりもあまり意識せずに良い時代がきそうです。

いずれにしろBitcoinはこの送金時間問題を解決した場合に、さらに価値があがりそうですね。

OK | Tom Magliery | Flickr

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