【暗号通貨輪読会#17】Bancor Protocolに行ってきた

Bancor

非常にためになった勉強会であったためメモを残しておきます。

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【暗号通貨輪読会#17】Bancor Protocolの概要

発表者はこのかた

Hi-EtherのSlackを立ち上げた人でもあります。

非常にこの方の説明がわかりやすかった。
質問全てにちゃんと答えてもいて、その回答もわかりやすかったんです。
少し違うかもしれませんが、Bancorの日本版?を作ろうとしたようですがICOの記載が日本で厳しくなってきたのでやめた、みたいな話もチラッと出ました。

今回の勉強会の内容は以下記事の説明のような趣でしたが、よりわかりやすく解説してくださいました。

Bancor Protocol はトークンエコノミーを支える大発明となるか?(前編)
Bancor Protocol はトークンエコノミーを支える大発明となるか?(後編)

質問された方々もかなり、Bancorや暗号通貨に詳しく実りのある勉強会であったのかと思いました。

勉強会でのメモ箇条書き

個人的なメモになりますが、メモとして残しておきます。
基本的には上記で記載した記事のまとめですが、記事では解説していない質疑応答などもありました。

Bancorはなぜわかりにくいか?

 様々な分野の知識が必要

Double Coincidence of Wantsの問題

http://www.sc-abeam.com/sc/?p=3941
 物々交換では交換を行う両当事者が同じタイミングでそれぞれ相手のモノと「交換しても良い」と思う必要があった(欲望の二重の意味での偶然の一致・Double Coincidence of Wantsと呼んだりする)。

ブツブツ交換は最初からなかった説

最初から信用取引。ブツブツ交換はないはずだと。vitalikがツイートしていた。以下本読め。

Liquidity Lisk(流動性リスク)とは

ものの換金のしやすさ
売れたいときに売れない事

販売所と取引所の違い

取引相手が違う

 - 取引所 – 一般のユーザーが取引相手(板で取引)
 - 販売所 – 胴元と取引する。Bitflyerで買うのであればBitflyerから買う
 * 相手が個人なのか、法人なのかの違い

取引所における流動性

– 板での取引が少ない、またはなければ、買いたい時に買えないし、売りたいときに売れないことがおおくなる。
– 通貨ペア毎に必要な取引板が必要。通貨が増えれば増えるほど、無限に増えていく
– Token Economy
 様々な価値がトークン化され経済圏のネットワークが生まれる。 トークンの種類が「すごく」増えていく

トークンの種類が増えた際の問題

メジャーなトークン以外の取引量が少ない -> 売りたいときに書いてが見つからない -> 資産が塩漬け orz

Bancorの解決策

流動性リスクへの対応

通貨の発行主体に引き取ってもらうことにする。人と人ではなくて。
あとで出てくるが「ある式」によってこれを実現する。

発行体が交換に応えるためには準備金が必要

発行体が一定量用意していた外貨を使って交換に応じる必要がある。
また、準備金の枯渇リスクがある。皆が一斉に売りたいと思ったら破綻してしまう

準備金が枯渇しないように価格と発行量を動的に変えればよい。
その仕組みが以下式(町野さんのページから引用しています)

発行した後はCRRはかえれないのか?

基本的には固定である。
変えれないことはないが、新しいコントラクトを発行する必要があるので、別のトークンになる。
 

Tether(テザー)は固定準備率100%のトークンと考えられるか?

Tether(テザー)はスマートコントラクトでやってるわけではない。
人がやってるので、Bancorとは違う。Bancorはスマートコントラクト内に式が埋め込まれている

トークン毎に固定準備率もかわっていいか?

もちろんOK。1つのトークンは1つの準備率になる

ex) Bancorは準備率10%. 準備金はETH
 
ただ、Bancorプロトコルでは、準備金を必ず用意する必要がある

売買するたびに総発行量が増減する

購入された場合は 発行量UP -> 価格UP
売却された場合は 発行量DOWN -> 価格DOWN

価格決定アルゴリズムについて

1ETH買うときと100ETH買うときで値段の上がり方が違う
1ETHを100回かったときも、同じ値段になる。
なんで、100ETHをまとめて買うときは積分した価格が計算式により求められ、その価格で出されるボラティリティをデザインできる。
CRRを低くすれば、ボラティリティが激しくなる。

数%を保存していれば、取引板のマーケット保留取引数の割合と同じと言われている。需要により価格変動する

Bancorに対応している通貨は?

ERC20に準拠していればOK
ETHを準備金にしたかったらERC20にラップする必要がある(faceという?)

マイナートークンのBancor上での交換
 - BNPはBancorが発行していて、ブリッジ通貨として使われている
 - マイナーなトークンからマイナーなトークンに瞬間的に交換できる

1. BNPを準備金しているトークンの場合
  - BNPを準備金にしている通貨は、BNPを経由して交換できる
  - BNPにつながっていると交換しやすいから、みんな準備金BNPにすることが多い。Bancorも推奨

2. BNPを準備金をしていないトークンの場合
  - トークンリレーで可能。複数のリザーブ金を1つのトークンに持たせることが可能

トークンリレー (Token Relay)

Weight が合計 100% になるように、2種類の Connector トークンを持った Smart Tokenを作る。
(図は、町野さんのページから拝借)

TOKEN1 を50%, TOKEN2を50%のように分けて交換する通貨を準備金として保持する通貨を作る。
片方で買いまくると、もう片方が価値さがるので、そちらを買いに走る。ようはアービトラージが発生するので価格差がなくなる

BancorでのFront Running (自分が有利なようにやる)

膨大な買い注文が入るらしい、と情報を手に入れたら、こちらの買い注文の前に、買いを入れることによって利益をえることが可能
 
 1. 買い注文のトランザクションがブロードキャストされる
 2. それを見ていてBancorに買い注文が入ったことがわかる
 3. 先になんとか買いを先にいれることができる
   1の注文よりも gas を多くして手数料を多くして、Front Runningを成立させる

上記3のやり方でなくても、取引所での買いを3の代わりにすれば Front Running することができる

Front Runningの対応策がある

– walletに何%が移動したら取引させない?
– gasの上限を決めておく?
 

 マイナーによるFront Running問題

自分の買い注文を自分で入れることができる
回避策はあるっちゃある。
情報を最初から出すのではなくて、次のトランザクション出す。ただ、トランザクション量が増えるから、どうしよう、みたいな

0x にも Front Runnning の問題があるみたい。
 

Bancorサイトの通貨は全部Bancorに基づいているか?

STOK は 2%
ほとんど普通のTOKEN。そのようなトークンはOMGBNTのようなリレートークンを作りそして準備金が必要

Bancor取引所手数料

contractで手数料を取ることができる。ただ、現状0%が多いみたいだ
Ethereumのオンチェーンなので、gasの手数料がある

まとめ

町野さん登壇の勉強会はまた行きたい。本当にわかりやすかった。
と同時にBancorのソースをおってみようと思う、

取引活発になった時にやはり問題がでるのはGas手数料。
この辺りサイドチェーンやオフチェーンの流れで解決できないものだろうか。

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