減価する貨幣を導入すると金利がなくなり資本家もいなくなる

書評

前回の記事で特に印象深いと感じた「シルビオ・ゲゼル入門 減価する貨幣」の「減価するお金を導入すると金利がなくなり資本家もいなくなる」という部分に関してフォーカスしようと思う。

減価するお金とは

仮に毎年5%づつ価値が減るお金があるとする

需要の規則化

減価するお金は手元にあると損するため極力使おうとする。
これによりお金が貯蓄されずに経済に流通することになる。

経済危機の克服

お金が流通し続けると経済が停滞することがなくなる。取引が行われないと経済も動かないため。これは経済危機が起きなくなるのと同義である。
実際に成功している「オーストリア・ヴェルグルの労働証明書」という事例もある。

資本金利の消滅

お金の価値が減らない場合、お金を貸す方が金利という手数料を取る事ができる。
ただ、お金の価値が減る場合、金利無しでもいいからお金を借りてくれる人に貸そうとする人が増える。なぜなら手元に置いておいても損していくだけのため。

この事により金利が消滅すると考えられる。

物価の安定

政府が物価動向を調べた上で、物価が下がり気味の場合は政府の歳出を増やし、上がり気味の場合は政府の歳出を減らす事により物価を安定させる。
減価するお金に限った事ではないが、、、

交換手段と貯蓄手段の分離

減価するお金はひたすら流通する事になるので「交換手段」としての役割を果たす。
(お金の交換手段と貯蓄手段に関してはこちらの記事を参照されたい)
では、貯蓄手段はというとお金ではなく保存食品や電化製品や車などある程度長持ちするものが貯蓄手段として用いられる事になる。
また、商品を買う代わりに他の人に無利子でお金を貸す事が増えると思われる。なぜなら、先ほども記載した通り持っていれば損になるため。

資本家の撲滅

上記からも金利がなくなる事から当然、他の人にお金を貸しつけて金利を取り立てる資本化がいなくなる。

そもそも金利は世の中にないお金を無理やり生み出している事になるので、経済が発展して交換するものが増えなければそもそも破綻してしまうので金利が無い世の中がどんなものか体験したいなと。

自分の身近(例えば家族内だけとか)なところで減価するお金(家族通貨)を導入して実際にうまくいくか近いうちに試してみようと思う。ただ、一般的に経済圏がある程度広く無いとうまくいかないのではないかと思う。減価するお金を使う場所がなければそもそも流通しないからだ。この辺りは課題として色々別で考える事にする。

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